最近全国的に急激に増えてきているリフォーム詐欺被害。
悲しいことに当社ご利用中のお客様の中にも詐欺被害を受けてしまわれたお客様がいらっしゃいます。
是非、突然訪問してきたリフォームや塗装業者にはお気をつけください。
なお、ハチジンは定期的に市役所や当社にてセミナーや無料相談会を行っています。不審な訪問を受けた心当たりのあるお客様は相談かいでもお電話でもご相談くださいませ。
以下では、お客様のお話等を例に挙げながら「注意したい詐欺・営業文句」をご紹介しようと思います。
〜リフォーム・塗装の悪質な営業文句〜
@「うちは工事期間も短いし安く出来ますよ!」
たしかに工期が短ければ安くなるのは当たり前ですし、お客様の立場からも早く工事が終わるならありがたいことですよね。
しかし塗装は
「工期の差=仕上り&塗装性能持続力の差」
となる場合が多いんです。
これにはもちろん業者さんそれぞれの技術の善し悪しも影響してくるので一概に工期の長さが仕上がりや塗装効果に比例するわけではありませんが、「うちは工期も早くて安いですよ!」と声高に言う業者さんは下地処理が甘い仕上げになっている場合が多く、その甘さがリフォームであれば不具合、塗装工事であれば1年〜数年後の汚れ付きや塗装剥がれにつながることがあります。
何事も重要なことは「始めの基礎部分」です。
リフォームにおいては綿密な工事計画、塗装工事においても、基礎となる計算・下地処理工事をしっかりと行えばその後の長年に渡る品質・効果も確実なものになります。
A「屋根が壊れています。」
相談会にいらっしゃったお客様が経験された事例です。
突然テレビ関係の業者と語る人が来宅、
「ただいまこちらの地域全てで電波の受信状況の確認をしているのでテレビと屋根を見せてください。」
と言われたのでその場でその業者に見てもらうことに。
その結果、「テレビは大丈夫なのですが屋根が一部壊れていますね。私達は屋根修理も行う業者なので修理しますよ。」
その時点で怪しいと思われたお客様が当社にご相談されたので私達が念のため訪問し屋根を点検したところ、屋根の状態は全く問題がありませんでした。
屋根の状態はなかなか簡単に確認することが出来ない一般のお客様の弱みをついた悪質な事例でした。
B「我が社のオリジナル塗料なので安いですよ!」
塗料にはラジカル制御系塗料・シリコン系塗料・フッ素系塗料など様々な種類があります。しかし塗料の良し悪しは一般のお客様にはなかなかわかりにくいものですよね。
そこで塗料の選び方の大原則として「塗料業界シェアの大部分を占めるエスケー化研や日本ペイントといった信頼の出来る塗料専門メーカーの塗料を使うこと」をお薦めいたします。
やはり住宅塗料開発に相当の費用をかけ長年研究している企業の製品の性能は「さすが」の一言です。
塗装業者さんオリジナル塗料の場合、性能や価格において不明な点が多く、他との比較ができないのでご注意下さい。
C「今回は特別!お客さんのお宅では薄めませんよ!」
この言葉は、私達に塗装工事をご依頼されたお客様が以前に他塗装業者に見積もりを頼んだ際に言われた言葉だそうです。
その業者さんが本当に普段から塗料を大幅に薄めて使っているとしたら大問題です。
例え有名メーカー製の信頼できる塗料を使っていても、薄めるなどといった使い方をすればその性能は一気に落ちることになります。
(塗装完了直後の仕上がりに関しては、薄めていない塗料も薄めている塗料も見た目がそれほど変わらないのですが、数か月・数年で一気に汚れや不具合が出てきます。)
塗装は非常に繊細な工事です。しっかりと誠実に塗装に向き合う塗装士を選ぶことが重要です。
D「住宅全体に25年保証だから安心ですよ!」
この言葉も最近お客様からのお悩み相談が多い言葉です。
他業者さんで施工をされた方が、施工後すぐに塗装が剥げてしまったので保証期間内の再塗装をお願いすると「あっそれは保証適用外なんですよ」とすぐさま言われ、結局代金を請求されてしまいました。
契約時の保証内容を良く読んだらわかると言われてしまったそうなんですが、専門用語も多く一般のお客様にはなかなか理解できるものではありませんよね。
そこで簡単に目安に出来る「保証期間」と「保証部分」
●塗料は塗料メーカーによって耐久期間が設定されています。それはほとんどが10年以内に設定されているので10年を大幅に超える自社保証というものは難しいとされています。
●そして保証部分については、「漏水」「木部・鉄部」。
この部分が補修箇所として多い場所なのですがここを保証している業者さんは意外に少ないんです。
●「美観の手直しは業者のサービス精神」
一般的に保証を使える補修箇所というものは「瑕疵(重大な欠陥)がある部分」であると定義されています。リフォームや塗装が原因で建物の構造や内部に悪影響を及ぼすものはもちろん瑕疵と認定されますが、美観や色合いなどは個人的な判断に委ねられる部分が多く、法律上ではこの部分については、本来補修は必要ないとされています。そこについて補修をする業者はお客様の満足のためにサービス精神で行っているものだとご理解ください。
「せっかくの保証が役にたたない」ということを防ぐためにも契約前にはこの保証期間と保証部分をしっかりとご確認されることが安心の塗装への第一歩となります。
リフォーム・塗装業者による強引な営業や、工事内容についてご不安な点を感じられたお客様は、当社無料相談受付コールセンターへお気軽にご相談ください。
|